「そういえば、ご両親は?」
ふと気付いた疑問を彼に投げかける
「ああ、今、2人とも里帰り中なんですよ。」
「えっあっ、そうだったの?
それじゃあ……」
「どうします?俺と2人きりですよ?」
……ん?……えっ?
「えっ、いや、お姉様は?
さくらさんはどうしたの?」
……えっ、話が違うぞ?ん?
「……いや、だから貴女たち、本当そっくりなんですよ!」
「……えっ、ちょっと待って!」
「さっき、長門さんに呼ばれて
出て行きましたよ、姉貴は。」
「えっ、こんな時間に?!」
「あっ大丈夫です。姉貴は車持ってるんで。」
いや、まあ、それもあるけど……
「ほんと、貴女たち幼なじみは
思考回路、全く同じなんですよ。
馬鹿なんですよね。」
「……でも、ほら、さくらさんは……」
「いや、だから俺たち姉弟もそっくりなんで、あっちはあっちで仲良くやってますから。」
……ちょっと、待てよ。なんだこれ?
「今は、そんなこと、どうでもいいですか。
それより、自分の心配したらどうなんですか?」
……あっやばい、この眼は……
「さあ、言って下さい。
俺に なんか隠してますよね?」
……どうしよう?

