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留「沙織さん!」
沙「………。留優華。」
留「?どーしたんすか?」
沙「なんか隠してるよね。」
留「………え?」
私は頑張って笑顔をみせる。
沙「昨日の用事って何。」
留「どーしたんすか?ほんとに。沙織さんらしくないですって。」
沙「はぐらかしてんじゃねーよ!てんめぇ自分がやってる事分かってんのかよ。女が一番やっちゃ駄目な事だろうよぉ。なのになんなんだよ。苦しくねーのかよぉ。」
そういって沙織さんは泣く。
留「………」
沙「うち。あんたのダチなんだろーが。頼れよ。そーだんぐれぇしてくれや!」
留「場所移しましょか。」
今は学級だ。
しかも先生もいる。
泣く沙織さんを引っ張り屋上へと向かう。
留「泣き止んでくださいよぉ〜。珠樹斗さんに見つかったら、シバかれますって。」

