「じゃあ夕菜は下駄箱のとこで待っててー!! すぐ行くから!!!」 「OKッ!」 ふふ♪ 私は陽気なリズムで階段を2段飛ばしで下りる。 久しぶりだなぁー 麻衣の家で遊ぶの。 私は下駄箱近くの白い柱に寄り掛かるとスクールバックからガラスの小瓶を取り出し、その中に入っている飴を一粒口の中に頬張った。 口の中に苺の味が拡がった。