~♪


「ん~!終わったぁ~」


私はイスの背凭れに寄り掛かりながら欠伸をする。




「夕菜!!
今日は麻衣の家で遊ぼっ!」



麻衣はキラキラとした瞳で私を見つめた。



ん~。



どうしよっかなぁ・・・



「いいよー」



今日は家に帰っても暇だしねー。



私は机の中に入っている教科書をスクールバックに少し乱暴に入れた。




「やった!」


麻衣は大きな瞳を細めて笑った。