~♪ 授業の終わりのチャイムが私の頭の中に響き渡る。 そして担任が教室を出て行くと音がまた騒ぎ出す。 「夕~菜っ!!」 「ん・・・?」 うつ伏せになった私の上から声が聞こえてくる。 麻衣、か。 「コンピュータールーム行こっ!!」 コンピュータールーム・・・? 「いいよ~」 私はまだ寝ぼけたまま返事をした。