すると四季は意地悪そうに口角を上にあげた。

な、なによ?



「子守唄でも歌ってやろうか?」



は、はああああ!?

こ、こここ子守唄って!
私は子供じゃなあああああい!!


そういいたいところだけどあまりにもびっくりする事だったので口はパクパクとしか動かない。



「冗談だよ、バーカ」



そう言ってニヤニヤニヤと私をバカにしたような顔をする四季。

こんっのバカ! バカにすんな、バカ!



「あ、アホ! ボケ! なすび!」


「レベル低っ」



しょ、しょうがないじゃん! この言葉しか出てこないんだもん!


すると、四季は一歩一歩私に近づいてそしてグン、と顔を近づけた。




「よろしくのちゅうでもする?」




こんなやつがいる家で私は生きていけるのでしょうか。