顔を赤らめていいごもる。



これは…期待してもいいのか？





『星那君が…好きっ！』





プルプルと震えながら想いを伝えてくれて…すごく嬉しい。



でも素直に言えない俺は





『よろしく…』





それしか言えなかった。



意味を理解したのか顔をパアッと明るくさせて





極上に可愛い笑顔を向けてくる。





『っ！！』





赤くなる顔を隠すためにそそくさと教室を出た。





『…はぁ…反則だろ…』