先生の言葉で開くドア。


春希は顔を抑え、死を覚悟する。


「俺の人生…終わった…」



ガラガラ…スパァァアン!!!


「え、沖田総司風第2号?」

「まじで?」

「あ、先生の子供?」

「え、独身だろ?あいつ」


クラスがざわめき出す。


「しっつれいしまース!」


そんな声とともに陽気に入ってくる女の子。


スローモーションのように、莉茉の顔が不機嫌な顔から驚きの顔に変わる。


ガタンッ


莉茉が思わず立ち上がる。