春希は沈んだ顔で教室の席に戻る。


「おー、瞬雷〜!
早く席につけ〜!!!

今日は重大発表があるーぞー!!」


ビクリとする春希。


『さっきからビクビクしてるけど、何なの?』


莉茉が問い詰めるように聞く。


「あ〜ははは…。

り、莉茉が怒らないんだったら言おう〜かな〜!」


顔を引きつらせながら言う春希に怪訝そうな顔をする莉茉。


『は?

意味わかんない。

怒らないとか、今の状況見てわかるでしょ?!』


「はいっ!
そうでございます!

なんでもございません!!」


「おーい、そこ〜?

転校生、紹介していいか?」


『いいから、さっさと進めてくれませんかね?先生…。


莉茉がイライラしてるの分かるでしょう?』


莉茉が笑顔で先生を脅す。


「は、はい!

そ、そうですね!



では、転校生を紹介します!



転校生、中に入って!」