「ばーか。

俺、知らねー」


「そ、そこをなんとか…!!」


「無理だと思うわよ?


話聞いた感じだと、あの状態だと一回ブチ切れないとイライラ状態治らないと思うわ」


「嘘…だ…!



ほ、他に…」


キーンーコーンーカーンーコーンー


キーンーコーンーカーンーコーンー


「あ、チャイム鳴ったね、ばいばーい」


「帰る、じゃあな」


2人は歩き出したかと思うと、笑顔で振り向く。


「「ご無事のご帰還を願ってるよ」」


そのまま2人は小走りで各教室に消えた。



チーーーーーーーーーーーン