「おーとーさーんー!!!!!」
しばらくすると、奥の方からガタガタガタッという音がしたかと思うと
「お!空菜か!?
空菜だな!?
おい、なんで今まで連絡よこさなかったんだよ!?
心配したんだぞ!?
ってか、俺半殺しにされそうだったんだぞ?!」
おとうさんらしき人の声が流れてくる。
「あは!
なんか、めんどくさくてねー!
てへぺろ☆」
空菜に続いて、竜蛇がマイクで話し出す。
「まぁまあ、僕もいたんだから…。
そんな焦ってないでしょ?
ってか、ちゃんと研究所の教授には言ってあるよ。
確認してないよね…」
竜蛇のため息に、マイク越しに苦笑いする声が聞こえる。



