『ど、どういうこと?』
「あ、聞いちゃいマス?
聞きたいですカ?
聞きたいですカ?!?
って言って、前シカトされたっケ…」
ソラナがショボンとした顔をする。
『うん、聞きたい。
話して』
「そうですよね…聞きたくない…って…!?!
嬉しい…嬉しいデス!
莉茉サン好きデスッ!」
ガバァッっと抱きついてくるソラナをリュタが引き止める。
「おねーちゃん、いい加減にシテ。
莉茉サン、怪我完璧に完治してるわけじゃないんダカラ」
「あ、ハイ。
じゃあ、話しますネ。
実はですねェ
」
「前置き、なげーよ!
早く話せって!」



