「なんか、莉茉と沙耶ちゃんのそれぞれの返信が真逆すぎて辛いよ…」


『なんで、追いついたの…。


キャンディ、結構遠くに投げたつもりだったのに…!!


もう、倉庫着くのに…!
なんで、最後の最後に会うの!?』


「ふっ!運命だからだよ!

そして、甘いな!
俺を誰だと思ってる?

あ、そうそう、キャンディ対決!
俺の勝ち!」


『興味はヒトカケラもございません』


「冷たいなぁ。

ま、そこも好きになったけどね」


『ゲホゴホ…』


「莉茉、咳?風邪?大丈夫?」


『空気読もうか♪

分かるよね?咳した理由くらい!』