「それってさ、ヤキモチ? 嫉妬? もしかして、俺のこと好きなんじゃ…?」 春希が莉茉の耳元で低音ボイスでささやく。 その声と言葉にボッと顔を真っ赤にする莉茉。 『は、はぁ!?! な、なに寝言、言ってんの!? そんなわけ…!!!!』 途中で勢いがなくなる莉茉。 語尾が濁る。 そんな莉茉に春希がさらに耳元でささやく。