一瞬、起こった出来事に追いつけず放心する。 ただ、頬を抑えて…。 頬がジンジンと痛み出す。 『なっ…んで!?! なんで、春希くんに頬を叩かれなきゃいけないの!?』 取り乱す莉茉を抱き締める春希。 「もっと自分を大切にしろよっ!! …なんで、死にたいなんて、簡単に言えるんだよっ!