『許す…?

お前…何年暴走族の総長やってんだよ…?

ルールぐらい分かってんだろ?』


ゆらりと立ち上がり、散乱していたナイフに手を突っ込み、一本つかむ。


「な、ナイフを置いてくれ!!

なっ!?

お金ならいくらでもやるっ!
1億か?100億?


言ってくれ!いくらでも出そうじゃないかっ!」