それに今の蒼竜だと、下手したら殺られるぞ。



…最悪は逃げなきゃなんねぇ。
そのためにも、コンディションを知っておく必要があるんだ」


黒竜の言葉に閉ざしていた口を開く。


「……詳しくは…分からない。

でも総長室に居た時、平面の地面でバランスを崩してた…。
らしくなかった。


多分、予想だと…風邪引いてると思う」


「っ!

それは…マズイな…。

・・
蒼龍に身体を乗っ取られなきゃ、いいけど…」