『うっせぇやつ。 要するに女と遊ぶ予定があるから、とっとと死ねって言いたいんだろ? あいにく、その女を迎えるのは俺かもしれねーな?』 「…フフフ、面白いストーリーですね」 獅子雄が指を鳴らす。 「イッツ、ショウタイムッ!」 『天竜、闇竜、銀竜、黒竜…。 とりあえず下っ端を全員抹消。 手加減はいらねぇ。 獅子雄だけ残しとけ。 危ない奴は相手するな。 とっておけ』 「「「うぃ」」」 天竜、闇竜、銀竜は返事したが、黒竜が蒼竜の瞳を見つめ返す。 「まさか…お前…… …なるつもりか?!」