目を伏せようとした時、2人が離れ、顔が見える。 『っつ!』 莉茉の瞳が大きく見開かれる。 そこには、春希とソラナがいた。 まぎれもなく、春希とソラナは抱きしめあっていた。 視線を感じた2人が莉茉の方を向き、驚く。 「莉…茉!?」 「ありゃ…莉茉サン…!」 思わず、春希のところに行く。