「あレレ?

莉茉サン、骨折してるノ?


え、なに?昨日のデ?



え、ショボ…」


ソラナの言葉で足元を見ると松葉杖が置いてあり、足は包帯に包まれていた。


「莉茉…ごめん……。


守れなくて…」


『…?何のこと?


別に莉茉は守ってもらいたいなんて…思ったことないよ?


それにね、莉茉…じゃなくて伊吹さんでしょ?』


「それについて!お前にはな「蒼竜様!!!!どういうことですか!?!」」


話し始めようとした春希を押しのけ、蒼竜ファンが莉茉の前に詰め寄る。


『どういうこと…?』


蒼竜ファンは涙を流しながら、莉茉に訴える。