恐々と莉茉の靴下を脱がせる。 そして、莉茉の足首を動かそうとすると、莉茉が顔を歪める。 「あ…伊吹さんだっけ? 多分…折れてる気がする…。 病院に行った方がいいと思うわ」 『え…骨折?』 「まだ分からないけど…一緒に病院に行きましょう! 車出すから校門で待っていて?」 そう言うとさっきの慌て具合が嘘のようにさっそうと保健室を閉めて、出て行く。 『未玖那先生ってかわいいし、いじくりがいがあるね。 惚れるのも分からなくもないかも』 莉茉が足を引きずりながら、夜斗に話しかける。