『1個下のあなたたちが何か用?』


「やっぱり…!
伊吹 莉茉だ」


ニヤニヤしながら莉茉を囲み始める男子達。


『何?

用あるなら早くして…』


「用?

…じゃあ、俺達と遊んでよ」


そう言いながら、莉茉を壁に追いやる。


『はぁ?

あんた達、試合は?応援は?』


「俺らの代、可愛い人とかボインの人とかいないんだよねぇー。

それに比べて先輩達の代、ボインの人とかたくさんいるじゃん?


ねーねー、俺達と遊んでよ。

莉茉せーんぱい、暇でしょ?


俺とイケナイことしようよ」