「わ、分かりましたわ…。 でも、無理なさらないで…」 『あぁ、分かってる。 だからその分、よろしく頼む』 愛里須の背中を頼むように軽く叩く。 「蒼竜サーン? 動き悪くないですカー? もしかして、怪我とかしてまス?」 ソラナがドリブルしながら近寄ってくる。 『へぇ…敵の味方してくれんの?』 蒼竜は手でバッシュの裏を軽く拭くと、ソラナの前に立つ。 「まさか、そんなことするなんて思ってるんですカ?」 『いーや?全く』