「んぁ?いいけど…。 ケガしたんか?」 『さっきので少し足を痛めたらしい』 「はぁ!?ちょ、お前大丈夫なのかよ!?」 『声でけぇよ!!』 「あ、わり。 分かった、俺がテーピングしてやる。 どうせ、止めてもバスケの決勝でるんだろ?」 『当たり前だ。 俺はあいつと戦うために今まで温存してたんだからな』 蒼竜の瞳には強い闘志が燃えていた。