「そうよ!蒼竜様」

「こんな女ばっかり一緒にいて…」

「私達のと一緒に遊びましょーよ!」

「写真撮りたいなぁ♡」

「蒼竜様!腕組んでいい?」


さっき沙耶を突き飛ばした女子達が蒼竜に近寄り腕を取る。


『は?離れろクソが』


不機嫌オーラ丸出しにして、女子達を払いのける。


「な!?蒼竜さま!?」

「あぁん!蒼竜さまッ!!」


乱暴に払われてビックリする女子達。


『お前等、愛里須の作ったファンクラブのメンバーだろ…。

ちゃんと入るための規約読んだのか?』


そう言うと、沙耶のことを抱きしめる。


「きゃー!!!なんで!?」

「なんでこんな女を抱きしめるの!?」

「穢れるわ!蒼竜様が穢れる!」