「別に…? 俺、もう莉茉のこと好きじゃねーし」 『え』「は?」 思わず声を上げてしまった。 愛里須も驚き、反論する。 「何言ってるんですの?! 莉茉ちゃんのこと…嫌いになったんですの!? あんだけ、わたくしの邪魔したくせに!? 今更手を引くんですの!?」 莉茉は春希の次の言葉に耳を疑った。 「うっせーな。 もう、いいんだよ。 ・・・・ 俺はもう莉茉…いや伊吹さんのこと好きじゃないから。