「佐藤 太郎。 担任ですわ」 『お…おぉ……』 絶句しながらも渋々、クラスTシャツを着る。 「あっレー? 莉茉サン来ちゃったんですカ?」 春希と腕を組んだソラナが教室に入ってくる。 ソラナの地味な挑発にのる、莉茉。 『来ちゃったけど、なんか文句あんの?』 「いーエ? だって、ソラナもバスケだけど莉茉サンと同じグループじゃないですモン!」 『それは良かった。 楽しい試合が出来そうで何より』