深くため息をつく沙耶にムッとする。 『教室行っていい? クラスTシャツ着ないといけないし』 「はいはい。 また今度にするわ…。 じゃ、球技大会がんばろーね」 『ん、応援来てね』 手を振り、沙耶と別れ教室に行く。 ガラッ 「莉茉ちゃんっ!」 「伊吹さんっ!」 「蒼竜様っ!」 「来てくれてよかった!!」 莉茉の姿を見た瞬間、顔が輝き出すクラスメイト。