「そうだ、今日ソラナと帰ってねぇな。 もう、こんな時間だし… おい!ソラナ!!!」 返事が返ってこない。 「ソラナ!?」 すると、ソラナ…ではなく紅雷が顔を覗かせる。 「失礼…。 ソラナさんなら、雷翔より早く帰ってきて木刀持って出ていきましたよ?」 「は?木刀…?」 「えぇ。 ほら、雷翔がソラナさんを連れて来た時に持ってて…未来から持ってきたとかほざいてた…あ、失礼。 言ってた…」 「まさかっ!あいつ!!」 春希が倉庫から飛び出し、バイクに飛び乗る。