「そ、そんな空気読んだ」

「ようなこと」

「俺らに出来るはず」

「ないだろう?」


4人は目を泳がせる。


「くっそ…マジでずるい…」


「とりあえず、おつ!」


「そうだ。
沙耶ちゃん、莉茉って学校でなんかあった?」


優が心配そうに沙耶に質問する。


「あれ、優さんも気付いた感じですか?」


「あぁ。
明らかに今日のことといい、攻撃が激しかったな」


遼が答える。