ついに蒼竜が折れて頷く。


『…はい』


「よし、いい子だ!


じゃあ、おやすみー!」


恨めしそうに沙耶を見ながら蒼竜は部屋に戻っていった。


「さてと…次は圭?」


沙耶は呆れたように殴られた跡をさする圭を見る。


「やっほー!」


天竜をはじめとする兄弟が2人のところに現れる。


「蒼竜の抑える係が終わったから来たんだろ…!」


4人を憎々しげに見る圭。