と思うと、ゆっくり歩いて舞蝶の総長の元へ向かう。 「んだよ…てめぇ! 俺の仲間を…よくも…あっさりと…!!!」 『あっさりと…じゃ嫌だったか? じゃあ、お前には少々相手をしてもらおうか。 俺はすげぇイライラしてんだよ。 ストレス解消にでもさせてもらおうか』 蒼龍が指をボキボキ鳴らし、ニヤリと笑う。 引きつる舞蝶の総長。 パサッ 蒼龍のフードが頭から落ちた瞬間、総長が拳を蒼龍に向かって飛ばす。