『…何でもいい。 これといって、出来ないものないし』 「じゃあ、わたくし蒼竜様と一緒の種目にしたいですわ! よろしいです?」 愛里須が嬉しそうに蒼竜に引っ付きながら聞く。 『勝手にすれば?』 「します!!! ふふふ、嬉しい! そういえば…最近わたくしのライバルが蒼竜様の近くにいませんね? まぁ、わたくしにとっては好都合ですけど…」 愛里須は辺りを見回す。 ライバル…春希のことだ。 「ねーぇー! 春希ー!!!! 種目なにやるノー??」