「……、…?」

…俺はいつのまにか気絶していたらしい
此処はどこなんだ?
一層に繁る緑が俺を見下ろした

此処がアイツらがいっていたあのラディアの森か?
アイツらが清々しいくらいの面で笑うにそんな軽々しく生きていくことは無理そうだが

あちらこちらから聞いたことののないナニカの鳴き声や葉のざわめきが聞こえる

這いつくばってでも生きられそうにない
いつ姿も力もわからないナニカが来るかわからないからな

俺は手当たり次第に物をほふり、ナニカと戦い死に抗い続けた