あぁ…前のは私の都合のいい妄想だったんだ… そう思いながらすこし悲しい気持ちを持ちながら過ごしていたんだ――― 「…い!おーい!桃果!」 「あ…」 「あ…じゃないよ!星那いるよ」 「え?」 クラスの違う隼斗が私のクラスのドアに寄りかかっている。 「ほんとだ…」 すごく絵になっててかっこいい… ん?今日は……30日だ!! 待ちに待った日が来た! ルンルン気分で隼斗の元へ行く。