平然としているその表情をどうにか真っ赤にしてやりたくて 「隼斗…」 ーちゅっ 初めて私からのキスをする。 「っ…バカ桃果」 「あははっ、顔赤い!」 ムッとした隼斗は私を引き寄せてさっきよりも長く深く…キスをする。 「んぅ…っ…」 酸素不足で働かない頭の私に甘い笑顔を向けて甘い言葉をつぶやく――。 「愛してる…桃果」 「ぅ、ん…私も」 そしてまた私はキスに溺れていく――