あの出来事は私を………… 「……いや! 私なんて、ブスでデブでいい所なんて一つ もないのであなたとは釣り合わないです! ……だからっ、……ごめんなさい!」 こんな風にさせてしまった。 「そうですか………」 何回も説得し、やっと名前も知らない後輩君は、諦めて帰っていった。 「………はぁ…」