恋に奥手なお姫様



「でも、先生


いくらなんでも「じゃあ、よろしく!」




君に拒否権はないとでもいうように、先生は去っていった。




「失礼しました……!」




嫌味も込めて言った。




全く……なんで私がこんな目に…………。