恋に奥手なお姫様



「ながいはできないから。


寂しくなかった……?」



帰って来た時、お母さんはいつも聞いてくる。




本音が漏れそうなのを呑み込んで、私はいつも同じことを言う。




「大丈夫に決まってるよ!


もう慣れたから。


お仕事頑張ってね!」