『ただ、喧嘩がやりたいから集って名を語ってるんじゃない』
『守りてぇもんを自分の手で守る為に、喧嘩しか取り柄が無え奴等が集まっただけだ』
『全国No.1だとか、若者の憧れだとか。そんな称号と肩書きが欲しいわけじゃねえよ』
『喧嘩して人を殴りつけて、最後に何が残る?何も残んねえだろ。俺たちはただ、俺らの大事なもんを守ってるだけだ』
『彼奴が笑顔で帰ってこれるこの街とこの場所を守りてえだけだ』
いい大人が、恥じる事なく真っ直ぐに”守りたい”と口にし、凛と勇ましく揺るぐ事なくトップに君臨するその姿は、
––––––––––まさに黄竜
中心に立ち、組織する凛とした黄竜そのものだ–––––––––––––。
