君に夢中

「くそっ…俺なんもできねーじゃん。

怖かったな。ゴメンな、守れなくて」


ギュッ…


安心する。
優しくて私を包み込んでくれる体。



もう、ゆー以外ムリだよ……



「守れねーけど、何かあったら言ってくれ。
そして、なにかあったら
俺そっち行くから。部活終わりでもいいならさ。」



「ありがとう……
ゆー、大好き。」



「俺も…大好き。」 


目と目が合い
唇が重なった。