True Love

じゃあ、叶汰の彼女のままで居る?





それしかないならそうしなきゃ。





郷に従え。だね。





「分かった。」





そう言えば、皆安堵の表情を浮かべた。




















叶汰のバイクに乗って家に着いたのは、20時過ぎ。





もう、居ませんように。





海外に行きましたように。




震える手で、鍵を開けて入ると





しーん





とした室内。





足を踏み入れ電気をつけたら、テーブルに1枚の紙と分厚い封筒があった。





紙には





『迷惑かけたわね。あれが日本の最後の客だから。

迷惑かけたから、お金置いとくわ。好きに使って。』





母の字でそう書かれていた。