目が覚めたら、ベッド部屋に居た。





さっきの……。





本当なんだ…。夢じゃないんだ…。





帰らなきゃ…。





もう、叶汰の側には居られない…。





私の心が壊れてしまう…。




ベッドから降りようとしたら





「……………っ!」





ガクン、と膝から崩れた。





自分が考えてるより、ショックが大きいみたいで、足がガクガクする。





「……う、ごいてよぉ。」





あの日を思い出す。





あの日も私は足が震えて逃げられなかった…。





また、ニゲラレナイ。





マタ、ヤラレテシマウ…。