True Love

両親も信用出来なかった私が、唯一信用した人。





唯一無二の存在だって言ってもいい人。





きっと





ううん





絶対、私は澄が居なきゃ死んでた…。





「俺には、澄さんとの約束がある。
だから、絶対離れてやんないからな。」





叶汰が言った。





今はそんなの気にして居られない。





「澄…。」





ソファーから立ち上がって、ドアノブに手をかける。





「待って朱鳥ちゃん!」





蜜流が私を止めようと、手に手を重ねた。