んじゃ､明日借りるわ





って叶汰に言って､どこかに歩いて行った未稀夜｡





｢チッ｡負けんなよ｡｣





不機嫌MAXの叶汰くん｡





｢ごめんって｡明後日は､いっぱい遊ぼう？｣





腕を引いて言ったら





｢2人だけでな｡｣





って不適に笑われた｡















どうしてだろうね｡





知りたくなかった過去が告げられるのは｡






どうしてだろうね｡





ずっと側に居たのに気づかないのは｡





どうしてだろうね｡





人間の記憶が






保たれないのは………………｡