「ジングルベル♪ジングルベル♪鈴が鳴る〜♪」





実千留が歌いながら、倉庫にあるツリーを飾り付けしてる。





それを、ただ眺めてるだけの私。





昨日、皆に受け入れてもらったけど、私がここに居ても良いのか、いまだに分からない。





昨日の女の人は良いんだろうか…





「分かんないなぁ…。」





呟いたら





「何が分からないんだよ。」




誰も居なかったはずの隣から声がした。





ビックリして隣を見たら





「んだよ。」





不機嫌な未稀夜。