皆を叶汰の部屋に集めて、話を切り出す。





「えっと…ね。皆に来てもらったのは、私の過去を話そうと思って。」





緊張…する。





長く話すのなんて久々だし…。





そんな時安心させてくれるのはいつも君で





『大丈夫。』





背後からそんな声が聞こえて





「あのね、お願いがあって。
話してる時には、何も言わないで欲しい。
終わったら、全部聞くから。」





笑って言えば皆頷いてくれた。





「私、私はね………………………。」