あいつはきっと澄の事。





こいつを好きにならない奴のこいつは、私?





って事は、未稀夜は私が好きなの?





私に吐き気が襲う。





胃の中が気持ち悪い。





吐く!って思って、未稀夜から離れて





「おぇっ。」





戻した。





「えっ?!朱鳥?!」





「おい!大丈夫か?!」





ダメっ…!今近づかれたら…





「近……寄らない…で。」





吐き気が治まるまで近づかないで。





こんな時、実千留がそばに居てくれたらどんなに良いか。