True Love

「朱鳥っ!」





愛しい人の声。





だけど、怖くて振り向けない。





もし、遊びでした。なんて言われたら、私立ち直れない。




ごめんね。叶汰。





弱い私でごめん。逃げ出す私でごめんね。





ダァーって、人混みに紛れて走った。





けどやっぱり男子。





すぐ追いつかれて、腕を捕まれた。





「っ!ヤダっ!」





振りほどこうとしても、力じゃ敵わない。





「離して。」





冷静で居よう。私。





遊びでした。って言われたら、殴って、2度と会わなきゃ良い。