いつの間にか寝ていたみたいで





「げっ?!」





外は真っ暗。





はぁ〜。なんで起こしてくんないかなぁ…。





蜜流も蜜希も見当たらなくて、仕方なく、1人で帰ろうと立ち上がったら





「やっと起きたか。」





…………………。





私を嫌ってる人の声が、後ろからした。





振り向くと





「帰るぞ。」





いつもの無表情で、私を見る、未稀夜が居た。





「………あー、うん。」





正直、未稀夜とはどう接したら良いのか分からない。